ネットでハンドメイド作品を販売しようと思ったとき、
「何から準備すればいいんだろう?」と戸惑う方も多いと思います。
わたしも最初は、まったくの手探りで、正解なんてわからないままのスタートでした。
それでも、出品前に自分なりに工夫しておいてよかったなと思うことが、いくつかあります。
今回は、その中から 「写真」と「説明文」 の工夫についてお話しします。
写真は「見せたい」より「伝えたい」
最初は、ネットで上手な撮り方を調べながら、スマホで撮影していました(今もスマホだけです)。
明るい自然光が入る午前中に、背景は白。とにかくたくさん撮っては、角度や場所を変えて、試行錯誤の連続でした。
中でも特に悩んだのが「色の再現」。
明るく撮ろうとすると実際の色から遠ざかってしまい、編集しすぎて余計にわからなくなることもありました。
今は、編集は明るさを少し整える程度にとどめています。
わたしがたどり着いた“ベストタイミング”は、
晴れた日の午前中、太陽の光が部屋に差し込む直前の10時〜11時ごろ。
部屋の方角にもよりますが、この時間帯の光がいちばんやわらかく、きれいに撮れると感じています。
部屋の電気は消し、レースカーテンを閉めて、自然光をやさしく取り入れながら撮影しています。
強い光が差し込むと、商品の陰影が強く出すぎてしまい、色も正確に写りにくくなる印象です。
最近のスマホは性能がよく、少し暗めの室内でも自動で明るく補正してくれます。
自然光の中で、商品の魅力を正しく、丁寧に「伝える」こと。
それを、いつもいちばん大切にしています。
言葉と写真で伝えるために
最初に出品したのは、メルカリ。
ハンドメイドだけでなく、さまざまなジャンルの商品が並ぶ中で、まず意識したのは**「わかりやすさ」**でした。
必要な情報は何か、たくさんリサーチして、
まずは説明が丁寧でわかりやすい方の文を参考にさせていただきました。
もちろん、丸ごとコピーはNGです!
素材は何か、その素材にはどんな特徴があるのか。
サイズだけでなく、サイズ感や入る荷物の量など、できるだけ具体的に書くようにしていました。
また、説明文だけでは伝わりにくいことも多いので、細かい部分も写真でカバー。
メルカリでは最大10枚まで載せられるので、毎回10枚すべて使ってアップしていました。
情報が足りないとメッセージをいただくこともあったので、
そのたびに説明文を見直して追記するようにしていました。
ネットでのお買い物は、どうしても不安になりがちですよね。
だからこそ、「少しでも不安があれば、どうぞお気軽にコメントください」と添えていました。
わかりやすく、誠実に伝えること。
それが、安心して選んでいただくための第一歩だと感じています。
写真と説明、どちらも完璧にはできないけれど、
一歩ずつ工夫してきたことが、少しずつ形になってきた気がします。
このほかにも、価格の設定・発送方法・プロフィール文など、
工夫してきたことがあります。
また少しずつ、振り返っていけたらと思います。
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