ショップのトップページを整える｜わたしの試行錯誤と気づき

minneのショップページを整えるうえで、いちばん目につくのがトップページ。
いわば“お店の顔”のような存在ですが、最初のころのわたしはそこまで意識していませんでした。

でも、商品が増え、少しずつ見せ方を工夫するようになってから、
「見た目の印象」って思っている以上に大切だなと感じるようになりました。

今回は、そんなショップページについて、
わたしがこれまでに感じたことや整えてきたことを、ゆるやかに綴ってみようと思います。

わたしのショップページづくり

最初はただ商品を並べていただけだった

minneを始めたばかりの頃は、「とにかく商品を並べなきゃ」という思いでいっぱいでした。
ある程度のボリュームがないと、すぐに離脱されてしまうと聞いて、まずは1ページ目を埋めることを目標にしていたのを思い出します。

同じ商品の色違いを載せたり、雰囲気の違う商品やメルカリで人気のあった小物なども掲載したりして、商品点数を増やすことばかりを優先していた時期です。

正直、その頃は「統一感」や「世界観」のようなことまでは、あまり考えられていませんでした。
自分の中でもまだ、どう見せたいかが定まっていなかったのだと思います。

今振り返ると、それはそれでひとつのステップ。
そこから少しずつ、“見せ方”を整える意識が芽生えていきました。

少しずつ「お店」のように見えるように

他の作家さんのショップページを見たり、販売に関するノウハウ記事を読んだりして、
「ちょっとずつでいいから、自分も整えてみよう」と思うようになりました。
もちろん、いまでも試行錯誤の連続です。

写真はとくにむずかしくて、最初のころは小物を添えて雰囲気を出そうとしたり、
全体を明るく見せようとがんばったりしていました。
最近は、明るさと色の再現を大切にしながら、角度や目線にも気を配っています。

トップページに並ぶ写真も、ただ並べるのではなく、リズムよく見えるように工夫するようになりました。
たとえば、似たようなカラーが続かないように配置を変えてみたり、
季節に合わせて素材や色の順番を入れ替えたり…。

見てくれる方が、「なんだか楽しいな」「このお店、気になるな」と思ってもらえるように。
そんな気持ちで、少しずつ整えるようになった気がします。

トップページは“第一印象”

写真の色味をそろえるようにしたことで、少しずつ「世界観」のようなものが伝わるページになってきたかな、と感じています。
商品が増えてきた今では、トップページを見れば「このお店はどんな雰囲気なのか」が伝わるようになってきた気がします。

ショップのアイコンやショップロゴ、バナー画像も大切な要素です。

お客様から直接「トップページが素敵ですね」と言われることはありませんが、
「どれも素敵で、選ぶのに迷いました」と言っていただくことがあって、
見てくださっているんだな、というのがじんわりと伝わってきます。

トップページは、お店でいえば入り口やショーウィンドウのようなもの。
この雰囲気が好き、丁寧なものづくりをしている、ちゃんと対応してくれそう…
そんなふうに感じていただけたら嬉しいなと思いながら、
これからも、少しずつ手を入れていこうと思っています。

自分で見返したくなるようなページに

商品を並べるとき、今では「見に来た方が迷わないように」ということを、以前よりも意識するようになりました。
たとえば、同じような色が続いてごちゃついて見えないか、季節外れの商品が目立っていないか…
少し離れた目で見返しては、ちょっとずつ整えるようにしています。

そして、何よりも「自分自身が見返したくなるページかどうか」。
自分で見て、気持ちが整うような、ちょっと誇らしく思えるような、
そんなショップページに近づけたらいいなと思っています。

毎日じゃなくてもいい。
でも、ふとしたときに「今日のページ、ちょっと好きかも」って思えるような、
そんな小さな満足感を重ねていきたいです。

今後、少しずつ変えていきたいこと

トップページは、ただ商品を並べる場所ではなく、“また見に来たくなる場所”であってほしいなと思っています。
そのために、これからは季節感や新作の見せ方も、もう少し意識していきたいと感じています。

商品の入れ替えや配置の見直しは、気づいたタイミングで定期的に行っています。
見返してみると、説明が足りなかったり、写真が見づらかったり…
その時には気づかなかったことが、時間が経ってから見えてくることもあります。

だからこそ、完璧じゃなくていいから、「今の自分にできる範囲で」
少しずつでもページを整えていけたらいいなと思っています。

その積み重ねが、きっと“わたしのお店らしさ”につながっていく気がしています。

まとめに

整えているつもりでも、日が経つと気になるところが出てきたりして、
ショップページはやっぱり“育てていくもの”だなと感じています。

少しずつ整えて、少しずつ気づいて、また手を加えて。
そんなふうに積み重ねていける場所があることも、
ハンドメイドの楽しさのひとつかもしれません。

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トップページを整えるだけでなく、
商品の伝え方や、お客様とのやりとりなど、
「届ける」部分も、少しずつ工夫してきました。

次回はそんな、わたしなりに大切にしている販売の中身について、
ゆっくり綴っていけたらと思います。