はじめに
「ハンドメイドが好き。でもネットで販売となるとちょっとハードルが高い…」
そんなふうに感じている方に向けて、わたしがネット販売を始めたきっかけをお話しします。
これまで地域のイベントなどに時々参加して、作品を手に取ってもらうことはありました。
けれど、ネットで販売するとなると、勝手が違うし、どこか気後れしてしまって。
それでも、少しずつ準備をしながら一歩を踏み出してみたことで、今は自分らしく楽しめる場所になりました。
この記事が、迷っている方の背中をそっと押すきっかけになればうれしいです。
かなり長くなりました、、お時間ある時にお茶でも飲みながらのんびり読んでもらえたら嬉しいです。
地域イベントでの販売は「楽しい経験」だったけれど
ハンドメイドが好きで、
時々 地元の小さなイベントに出店することがありました。
初めての時はドキドキでしたが、
直接「かわいいですね」「使いやすそう!」と声をかけてもらえるのがうれしくて、
毎回たのしみにしていたんです。
ただ、イベントは毎回準備も大変。
天候や会場の都合に左右されることも多く、
出店のたびに体力も気力も使い切っていました。
やり終えた充実感はありましたが、、
それに、定期的に出店したり
一緒に出店していた人たちの予定とのバランスを取るのもむずかしく、
「これを続けるのはちょっと無理かも…」と感じるようになっていったんです。
そんな時、ちょうどコロナ禍がはじまり、
イベントの開催そのものが難しくなってしまいました。
ネット販売にはずっと抵抗があった
イベント以外にも販売の方法はある。
それは、なんとなく知っていました。
でも、いざネットでの販売となると話は別。
ちょっと怖さもありますよね
パソコンやスマホの操作にあまり自信がなかった私は、
「設定が大変そう」
「やり取りを間違えたらどうしよう…」
そんな思いから、なかなか一歩が踏み出せずにいました。
ネット上でのやり取りにも不安があって、
「ちゃんと伝わるかな」「うまく対応できるかな」と心配ばかりしていたんです。
作ることは好きなのに、販売の方法がわからない。
「やってみたい」と「でも…」の間で、ずっと足踏みしていました。
半年以上は悩んでいましたね、、
それでも「やってみよう」と思えたきっかけ
そんなふうにネット販売に踏み出せずにいた私ですが、
ある日ふと、思ったんです。
「いつまで“できない理由”ばかり並べてるんだろう」
誰かに強く勧められたわけでもなく、
何か特別なきっかけがあったわけでもありません。
ただ――
「少しだけでも挑戦してみたい」
そんな気持ちが、自分の中に静かに芽生えていたことに気づきました。
それに、イベントの中止で出品予定だった作品の在庫もありましたし、
新しいミシンも買ったばかりだったんです。
実は一番大きな理由だったかもしれません
「このまま眠らせておくのは、もったいないな」
そんな思いが、そっと背中を押してくれました。
完璧じゃなくてもいい。
わからないことがあれば、あとから調べればいい。
少しだけ前を向いた気持ちが、「やってみたい」を「やってみた」に変えてくれたんだと思います。
やってみて感じたネット販売のメリット
思いきって始めてみると、想像していたよりもずっとシンプルで、
「なんでもっと早くやらなかったんだろう」なんて思う場面もありました。
イベントのように予定を調整したり、荷物をたくさん運んだりする必要がなく、
自分のペースで、家にいながら販売できるのは思っていた以上にラクでした。
そして何より、自分の作品を全国の人に見てもらえるという喜び。
遠くに住む方が「届きました、すごく素敵です」とメッセージをくれるたびに、
小さな画面越しでも、つながっているんだなと感じられました。
不安もあったけれど、「やってみてよかった」。
今は、そう思っています。
小さく始めるから、続けられる
最初から「たくさん売りたい」とか
「しっかり稼がなきゃ」と思っていたわけではありません。
自分にできるペースで、
一つひとつ、ていねいに作って、
それがどこかの誰かに届いたら…うれしいな。
そんな気持ちで始めたからこそ、
焦らずに、無理せずに、続けてこられたんだと思います。
売れる日もあれば、売れない日もある。
迷うこともあるけれど、
少しずつ、お客様とのやり取りにも慣れてきて、
作品の幅も、世界も、ゆっくり広がってきました。
「小さく始める」って、
想像以上に、心強いスタートの仕方かもしれません。
まとめ
ハンドメイド販売には、不安や迷いもたくさんあります。
でも、小さく始めて、ゆっくり慣れていけば大丈夫。
自分のペースで続けながら、少しずつ広がる世界を楽しんでください。
「やってみようかな」と思ったその気持ちが、
きっと次の一歩につながります。
私もこれからも、マイペースに歩んでいきます。一緒に少しずつ進んでいきましょう。
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