売れない時期に考えていたこと|わたしの気持ちと過ごし方

販売の記録・実践メモ

売れない時期も、続けていれば必ずやってきます。
わたしは、その時期を「整える時間」として捉えるようにしています。

不安になることもあるし、焦ることもあります。
でも、そんな時に立ち止まって考えたことが、今の販売や制作にちゃんと生きている。
今回はそんな「売れない時期」のわたしなりの考え方と、実際にしていたことを振り返ってみようと思います。


売れない時期って、どんなとき?

正直よくわかりません

販売には波があるものです。
これまでの数年は、ある程度自分の中でのパターンもありましたが、
今年はその流れがまったく通用しないと感じています。

世の中の流れ(倹約や価格高騰)の影響?
販売サイトの検索表示の仕組みが変わった?
いろいろと考えてはみるけれど、正直なところ、いまだによくわかりません。

「売れない時期はあるもの」とわかっていても、実際にそうなるとやっぱり不安になります。
心が揺れがちになるのも、作り手としての素直な気持ちだと思います。

自分のペースとズレることも

「よし、準備もできたし、新作出そう!」とタイミングを合わせたはずが、
まったく反応がないと、やっぱり落ち込みますよね。

タイミングって、そんなに大事なんだ…

でもこれは、作品や自分がダメということではなく、
“市場の流れとタイミングがたまたま合っていなかっただけ”ということも多いと感じています。


わたしが意識していたこと

「自分の作品がダメなのかな」と思ってしまうとき

もちろん、世の中のニーズを意識して作品づくりをすることは大切ですが、
同時に「自分の作品に自信を持つこと」も大切です。
なぜなら、その気持ちは不思議と商品にも現れてしまうからです。

それでも、売れないとどうしてもネガティブな気持ちになってしまいますよね。

もかとも
もかとも

あ、そうだ。あの時のお客様の言葉…

そんな時は、これまでのお客様のレビューを読み返します。
「丁寧な仕上がりに感動しました」「毎日使っています」
そんな言葉に、何度も救われてきました。

「もう続けられないかも」と思ったことはない

続けてこられたのは、「作ることが好き」という気持ちが、やっぱり根底にあるから。
小さくても、自分で稼いだお金が少しでも生活の中にあると、自信にもつながります。
活動の原動力にもなっています。

「ブランドの世界観や使い心地が好き」と言ってくださる方が、
たとえひとりでもいてくれることが、本当にうれしく、心強い存在です。


売れない時期にやっていたこと

とにかく、思いつくことを試します。
そして、反応がいまひとつなら、やめます(笑)
トライ&エラーで進めていくのが、わたしにとってはちょうどいい。

新作を出す

minneでは、新作を出すことで検索にも表示されやすくなります(#minne_new タグの活用など)。
また、フォロワーさんにも「活動していますよ」というお知らせになります。

動きがない商品ページばかりだと、「この作家さん、今も活動しているのかな?」と心配になる方もいるかもしれません。

商品・トップページを見直す

これは、わたしにとって一番取りかかりやすい方法です。

  • 写真の明るさや構図
  • 説明文の伝わり方
  • 選べるオプションの案内
  • 商品の並べ替え など

お客様目線で見直してみると、「あ、ここちょっとわかりにくいかも」と気づくこともあります。
写真を一新することもあります。


商品説明の見直しはこちらの記事で書きました

商品説明文の書き方|わたしが意識している3つのポイント
ハンドメイド商品の説明文、どう書けばいい?写真で伝わらない部分をどう補うか、わたしが意識している3つのコツを紹介します。

トップページの整え方についてはこちらです

ショップのトップページを整える|わたしの試行錯誤と気づき
minneのトップページをどう整えていくか。最初は並べるだけだったわたしが、少しずつ工夫してきた写真や並び順のことを綴ります。

SNSの投稿頻度を増やす

やはり、アクセス数が一番伸びるのはSNS投稿の後です。
minneではアクセス解析が見られるので、効果が実感できます。

すぐに購入につながらなくても、見てもらえる機会を増やすことは意味があります。
「作品を出品するだけでは売れない」というのは、実感としてあります。


あえて手を止めて、リフレッシュする

いろいろやってみても、何をしてもうまくいかない。
そんな時は、思い切って手を止めます。

  • 自分のための製作をする
  • 家の整理をする
  • 気になっていたところを掃除する

掃除や整理は気分がリセットされて、気持ちも整うのでおすすめです。
なぜか、掃除をした後に注文が入ることがよくあります(スピリチュアル的な話かもしれませんが…笑)。

ほんとに!?でもちょっとやってみようかな


まとめに|売れない時期にも、ちゃんと意味がある

売れない時期は、見方を変えると「整える期間」です。
作品や写真、文章、気持ち――いろんなことを立ち止まって見直せる時間。

あの時間があったからこそ、次の一歩を前向きに踏み出せた、そう実感しています。

もし今、「売れないな…」と感じている方がいたら、
「それで大丈夫です」と、そっと伝えたいです。

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